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治験は何人の人が必要なのか?

一つの新薬が世に出るまでに、いったいどれくらいの人が治験を受けることになるのでしょうか。

数十人か数百人か、あるいはそれ以上になるのか、気になるところです。第1相臨床試験から第3相臨床試験まで順を追って被験者の数が多くなっていきます。そこに長期投与試験を加えると、900~1000人近い人たちが新薬ができるまでに必要となります。もちろん、薬効群や新薬の特徴によって、人数も変わってきますが、それでも決して少ない人数ではありません。

そして、1つの新薬だけでもこれほどの人たちが必要ということは、他の開発中の薬も含めると年間の治験者数はかなり多くなることがわかります。さて、ではどのような人がこの治験に参加するのでしょうか。謝礼が高いから参加するという人もいれば、持病を抱えていて新薬を試してみたいという人もいます。中には、社会貢献したいという思いを持って参加する人もいるようです。

確かに、治験はアルバイトとは言われず有償ボランティアと言われることが多いです。新しい薬ができることによって救われる人が大勢いるわけです。しかし、誰かが治験に参加しないと、新薬を作ることができないのです。だから、その意味では社会貢献をしていると言っても間違いではないということです。しかし、社会貢献のために自分の身体を差し出す人はそれほど多くはないでしょう。第一の目的があって、それに付け加えるように社会貢献もできて気分が良いというところではないでしょうか。

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